ココロ・ボタン 第7巻33話 ネタバレ 無料試し読み

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【カラオケとお酒の33話】

気まずい別れに、

新奈ちゃんは、

古閑くんに何と

メールを打てばいいのか、

考えていると

彼の方から

「おやすみ」

とメールが。

新奈ちゃんも

今日のことを謝り、

「おやすみ」

とメールを送ります。

悩みから解き放たれたように

布団の上に倒れると、

携帯電話を握りしめ、

古閑くんのことが好きだから、

「もっと自分も頑張らなければ」

と思いを新たにするのでした。

元気を出そうと、

バイト頑張ろうと

意気込む新奈ちゃん。

バイトを終えて、

バイト仲間の園子さんと

カラオケをショップに入ると、

そこには、

バイトをしている速水さんの

姿がありました。

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新奈ちゃんが、

驚いて落とした

携帯電話を速水さんが、

踏んでしまいます。

申し訳なさを感じて、

言葉をかける速水さん。

新奈ちゃんは、

画面が割れてしまっても、

何とか動くし、

ボタンもボンドで止まれば、

何とかなると励まします。

彼のしぐさを見て、

新奈ちゃんは

「言葉は悪いけど、優しい人だ」

と改めて思うのでした。

別の日、

古閑くんが、

バイト先を訪ねてくれ、

大喜びの新奈ちゃん。

しかし、

話が進路のことになると、

改めて

「彼とは進んでいく道が違うのだ」と

ずっと一緒にはいられない

不安に駆られます。

バイト終わり、

へこんでばかりでは

だめだと園子さんと

一緒にカラオケへ。

新奈ちゃんは、

ストレス発散とばかりに、

歌って大いに盛り上がって

いると思ったら、

園子さんが注文したお酒を、

新奈ちゃんが

間違って飲んでしまって

いたのでした。

酔いが回りすぎて、

気持ちが悪くなる新奈ちゃん。

たまたま、

今日もバイトで

カラオケ店に来ていた

速水さんが、

新奈ちゃんを

自宅まで送っていくことに。

ふらふらと、

速水さんの後ろを

ついて歩く新奈ちゃんは、

いつの間にか、

古閑くんが

自分のもとから

去ってしまう幻を見ます。

速水さんに呼び止められ、

ふと現実に戻っても

古閑くんの

後ろ姿が焼き付いて、

さみしさに

涙が目からこぼれます。

そんな新奈ちゃんの姿に、

速水さんは

新奈ちゃんを

軽くハグして

「夢だよ」

「夢だから安心しろよ」

と彼女に伝えるのでした。

そして、

そんな二人の姿を

見てしまった、

古閑くん。

速水さんの

「こいつ酔っぱらって

さみしいって

泣いてんだよ」

という話を聞くと、

納得して笑顔を見せる

古閑くんです。

しかし、

新奈ちゃんは、

二人に迷惑をかけて

自分のふがいなさに

恥ずかしさを感じるのでした。

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