愚者の皮・チガヤ編 ネタバレ:第6話 接続
《 ホスウニチュウイ6回 》
千茅さんは、頭の中に浮かんできた
「ホスウニチュウイ」
という言葉をかみしめるように口にします。
意味が分からないまま夜を迎え、
今日も寝台を選ぶことに。
今までことが、
走馬灯のように頭の中をめぐり、
いつも自分は、
大切な時に判断を間違えてきた
と強く感じるのでした。
そして、
ふとした拍子にあることに気がつき、
セキさんにプレートの前に立った時ではなく、
寝台に直接触れた時に
「その寝台を選んだ」
ことにして欲しいと提案します。
セキさんは同意。
千茅さんは部屋の中を歩き回り、
「それぞれのプレートから寝台までの歩数」で、
選んだプレートによって、
ベッドまでの距離が、
少しずつ違うことを見抜きます。
ベッドの数もプレートと
同じ3つではなく9つ、
プレートからまっすぐ進むと、
必ず「革」の寝台にたどり着くように
配置されていることを、
セキさんに指摘しました。
「ホスウニチュウイ」は
「歩数に注意」という意味だったのです。
セキさんのゲームの真相を
見破った千茅さんは
「竹」の寝台で、
ゆっくりと寝ることに。
寝台に横になりながら、
誰かが自分のことを
見守ってくれているように感じ、
不思議な気持ちになるのでした。
千茅さんにヒントをくれた
と思われる青年は何者なのでしょうか。
このつながりが、
彼女にとっていいものに
なっていくといいなと思います。
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