ココロ・ボタン 第９巻３８話 ネタバレ 無料試し読み
【体育祭と彼の決心の３８話】
古閑くんのお見合い事件も、
環さんに会ってからすっきり?して、
心晴れやかな秋。
新奈ちゃんが楽しみにするイベント、
体育祭が近づいていました。
古閑くんと二人で、
体育祭の何の競技に出るかを話しながら、
お弁当を食べます。楽しみなのが、
伝わってくるようにニコニコと話す新奈ちゃんに、
つい吹き出してしまう古閑くん。
中でも新奈ちゃんが、
楽しみなのは、
応援合戦のようですが、
特進クラスは、
自由参加のため、古閑くんは、
応援合戦には参加しないと彼女に伝えます。
応援団衣装の学ランを着ている
古閑くんを見れるのを
楽しみにしていた新奈ちゃんは、
少しがっかりしますが、
古閑くんの分まで頑張るとやる気まんまん。
そんな、純真でまっすぐなところが
新奈ちゃんのいいところですね。
教室の窓から見える、
一生懸命応援合戦の練習をする、
新奈ちゃんの姿は、
古閑くんには、
とても魅力的に写っていました。
そして、体育祭当日、
リレーに障害物競争に
会場は大盛り上がりです。
応援合戦が始まると、
そのメンバーの中に、
参加しないと言っていた、
古閑くんの姿を見つける新奈ちゃん。
びっくりしつつ彼のカッコ良さに
見とれてしまうのでした。
古閑くんは、
泥まみれで練習を頑張っている
新奈ちゃんの姿を見て、
「こういう時間を過ごすのもいいな」
と思って飛び入り参加したとのこと。
自分を見てくれていたんだという
気持ちもあるのか、
顔が赤くなる新奈ちゃんに、
「ちょっといい？」
と言う古閑くん。
二人で来たのは、体育祭中で、
誰もいない教室です。
誰にも見えないように窓の下で、
二人は唇を重ねます。
やっぱり渡したくない、
諦めてもらうかと呟く古閑くん、
何やら彼の中でも
何か決心がついたようです。
なんの決心だったのか？
次回以降のお楽しみです。
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