ココロ・ボタン 第8巻36話 ネタバレ 無料試し読み
【1周年の花火大会36話】
「いつかは」と思っていたけれど、
それが「今だ」
と思うと緊張が止まらない新奈ちゃん。
古閑くんは新奈ちゃんを
押し倒したまま、
優しく抱きしめると、
耳元で「好きだよ」
とつぶやきます。
先ほどと変わらず、
ドキドキする新奈ちゃんですが、
彼の言葉を聞いて、
ふと「今」の状況を
受け入れる気持ちに
なれたようです。
しかし、古閑くんが
ケーキのローソクを
吹き消して、部屋は真っ暗に。
新奈ちゃんの緊張は
マックスをオーバー、
過呼吸を起こしてしまいます。
この彼女の様子に、
古閑くんは
「春日さんらしい」
と大爆笑。
彼は
「今日は、そんなつもりはなかったのにな」
と言いながら、
新奈ちゃんの頭をなでなで。
二人で一緒に
ケーキを食べながら、
安心したような、
残念なような複雑な思いの新奈ちゃん。
家を出て、
手をつないで花火大会へ向かいます。
出店の並ぶ通りで
すれ違いがけに声をかけられたのは、
古閑くんのお母さまのお友達で、
お茶の先生をしている女性でした。
同じくらいの年齢の
娘さんも一緒におり、
女性は娘の
「環さんとも仲良くしてやってね」
と古閑くんに声をかけます。
去り際に、
環さんのお母さんから
睨まれたことに
びっくりする新奈ちゃん。
それもそのはず、
古閑くんは、
あのお母さんから娘と
「お付き合いしてみないか」と
言われたことがあるよう。
相手は名家なので、
付き合うイコール
婚約ではないかと言います。
思わず心配な表情をする新奈ちゃんに、
「断ったに決まってるでしょ」
と言う古閑くん。
古閑くん、
新奈ちゃんのくるくる変わる
表情か可愛くて仕方がない様子です。
新奈ちゃんは、
花火を見ながら、
「来年も、さ来年も一緒にいたい」
と思うのでした。
そんな二人の楽しそうな姿を、
偶然見かけてしまった速水さん。
なぜか、胸のザワつきを感じ、
その場を後にしますが、
古閑くんと一緒にいる
新奈ちゃんの笑顔が
頭から離れないのでした。
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