ココロ・ボタン 第5巻22話 ネタバレ 無料試し読み
【見えてないこと22話】
月日は流れ、
学年末テストの
シーズンがやってきました。
一緒に勉強しようと古閑くんは、
新奈ちゃんを家に誘います。
「やった」
と大喜びの彼女でしたが、
友人から
「もう彼氏のことを
みんな知ってると思っていても、
見えていないところは沢山ある」
という話を聞き、
まさかねと思う新奈ちゃん。
帰り道、
古閑くんが自分のいないところで、
誰かと電話で
「家には誰もいない」
「お前だけだって」
と話をしているのをきいてしまうと、
友人の話が頭の中をリフレイン。
気が付くと
古閑くんのマンションまで
後をつけていました。
しかし、
つけられているのに
気づいていた古閑くん。
びっくりさせられたのは
新奈ちゃんの方でした。
「なんでこいつがいんだよ
今日誰も来ないっつたじゃん」
と言って来たのは、
速水くんです。
電話の相手は、
どうやら速水くんだったよう。
時々古閑くんの家に
小説を書きに来るらしく、
「じゃあ、あたし帰るね」
と新奈ちゃんが帰ろうとすると、
「気が削がれたからオレが帰る」
と速水くん。
二人はどちらが帰るかで口論に。
仲裁に入った古閑くんの
鶴の一言で、
二人共帰ることになりました。
途中まで同じ帰り道の速水さんから、
古閑くんが、
いつも家に誰もいないことが、
それとなく語られますが、
「あいつが話してないなら言わない」
と、その理由はわかりません。
どういうことか気になっていると、
古閑くんから電話です。
まだその辺にいるなら
「家で一緒にテスト勉強しよう」
とお誘い。
照れながら、古閑くんの家へ。
以前きた時と同じで広い居間。
しかし、
今回は速水くんが言っていた
言葉の意味が気になって
仕方ありません。
そんな新奈ちゃんの
様子を察したのか、
古閑くんのハグと
ちょと押し倒されそうな
雰囲気にドキドキ。
いてもたってもいられず、
真っ赤になって
古閑くんの家を
後にする新奈ちゃんは、
わかったつもりになっても
知らないこと見えてないことが
たくさんあることを
改めて感じさせられるのでした。
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