ココロ・ボタン 第4巻17話 ネタバレ 無料試し読み
Wデートの当日、天気は快晴。
楽しみのあまり、
予定より早く待ち合わせ場所に
到着した新奈ちゃん。
次に来たのは、
まゆりちゃんでした。
まゆりちゃんは、
何の乗り物に乗ろうか
パンフレットを見て
ワクワクしている新奈ちゃんに
「あたし、たのしくない」
と一言。
驚きの表情を浮かべる
新奈ちゃんのもとに
古閑くんの登場です。
新奈ちゃんを守るように
ふたりの間に割って入り、
ちゃんと話をして
おけばよかったと
前置きをして、
「この人オレの元カノだよ」
と告げます。
どうやら、はじめから、
古閑くんに会いたがっていた、
まゆりちゃんと
それを手助けする谷くんの
作戦だったよう。
「こうでもしないと
あってくれないから」
と告げるまゆりちゃんに、
古閑くんは、
新奈ちゃんの手を引いて
帰っていくのでした。
公園のベンチで
一休みな新奈ちゃんと古閑くん。
新奈ちゃんは、
まゆりちゃんがまだ
古閑くんのことが
好きなのかなと、
頭の中はぐるぐる状態。
ふと気づくと、
古閑くんが自分の手を
ずっと握っていてくれていた
ことに気づきます。
古閑くんと目が合うと、
彼は連れて行きたい
場所があると言って
新奈ちゃんの手を引き、
やってきたのは、
彼が中学時代に
使っていた通学路、
そして中学校でした。
ぎゅっと手を握りながら、
古閑くんは、
まゆりちゃんとの
出会いや付き合ってからの
ことを話してくれます。
彼女の考える理想の
彼氏像についていけず、
「付き合う」
ということに
こりてしまったとのこと。
でも、新奈ちゃんと
一緒の時間を過ごす中で
「一人で解決しちゃいけない
ということもある」
ことに気づいたのでした。
古閑くんのことを
沢山知ることができ、
話をしてくれた彼に
少し安心する新奈ちゃん。
これから、
二人でいろんなことを
解決していけるだろうと
希望を持つのでした。
家に着くと、
バイト先から
電話がかかってきて、
まゆりちゃんが急に
辞めてしまったとのこと、
彼女は一体何を
考えているのでしょうか。
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