ココロ・ボタン 第4巻15話 ネタバレ 無料試し読み

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【二人だけの花火大会15話】

古閑くんからの告白を受け、

もう付き合ってるんだと思うと、

土手に二人で座っていても、

何だか今の状況が信じられない、

新奈ちゃん。

お母さんからの呼び出しに、

家に帰ろうとすると、

デートのやり直しがしたいと

古閑くんが話をしてくれます。

一日古閑くんと一緒に居られるんだと

思って嬉しがっていると、

じゃあ、こっちもやり直しと、

新奈ちゃんにキスを贈る古閑くん。

唇が離れるたあとの彼の笑顔が、

素敵すぎて、

言葉にならない新奈ちゃんでした。

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朝目覚めて、

夢だったらどうしようと

思うほどの幸せすぎる状態に、

不安に襲われつつも、

古閑くんとのデートに向かいます。

「夢じゃないよ」

という古閑くんの笑顔に、

本当なんだと実感。

手をつないで

楽しい時間を過ごします。

ファミレスで一休みしていると、

近くの席から、

「向こうから付き合って

くれって言ったくせに、

デートになるとどこでもいいって、

行き先考えるの大変なんだよね」

という、話し声が聞こえてきて、

自分はそんなこと

全く考えてなかったので、

古閑くんの負担になっていたのでは、

と不安になる新奈ちゃん。

彼女なりに、

古閑くんの負担にならないようにと

古閑くんに話しかけます。

彼は、じゃあ、とばかりに

「二人きりになれるところに行きたい」

と耳元で話すと、

新奈ちゃんの手を引いて電車へ。

行き先は、

本来なら花火大会が行われる

川から少し離れた橋の上でした。

しかし、雨が降り出し、

花火大会は中止になった様子。

前回花火大会を

一緒に来れなかったから、

2回目もダメになっちゃったねという、

古閑くんに、

新奈ちゃんは橋の下で、

手持ち花火をすることを提案。

彼の楽しそうな姿に安心し、

来年は絶対に花火大会行こうね

と言う古閑くんに

嬉しくなる新奈ちゃんでした。

夏休みが終わり、

いよいよ新学期が始まります。

付き合うことになったといっても、

二人の関係は今までどおり。

それがまた、

二人にとっては

いいのかもしれませんね。

新奈ちゃんと分かれて、

廊下を歩く古閑くんに

声をかけたのは、

谷くんでした。

「お前の元カノのことで」

話があるとのこと。

古閑くんが、

恋愛に興味がないのは、

きっと元カノさんの影響でしょう。

彼の過去には一体何があったのか、

いよい明らかになりそうです。

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