愚者の皮:第9回 あよの誇り ネタバレ
《 その先にあるもの9回 》
怪しげな男性達に、追われるあよさん。
助けを求めようと英馬さんが働くピザ屋に電話してみましたが、
「化粧を落として素顔をさらせば、
お前を追いかけてくる男なんでいないから、そうしろ」
と言われてしまいました。
少しショックを受けながらも、
変化が始まって、美しいあよさんになる前に、
それをしなければ意味はない。
しかし、それは、自分を貶めて許しを請うことと同じで、
あよさんにとっては、
「自分のこの顔のままで英馬さんに愛されること」
を諦めることにあたりました。
追ってきていた男性は3人、
マスクをしていますが、学生のようで、
あよさんが思ったよりも年齢が若い様子。
相手が、3人であることに漬け込むスキがあると感じた彼女は、
抱かれるなら1人ずつ、
そして3人のうちで絶対に抱かれたくない人がいるから、
その人は絶対に最後にしてほしい、
そうしなければ、自殺を図るか、
相手ののどぼとけを噛み砕く、と伝えます。
3人の話し合いからリーダーを探し出し、
心を折ろうとしたあよさんの作戦、
時間稼ぎにはなりましたが、失敗。
あよさんはリーダーのウッチーと呼ばれる青年に、
地面に組み伏せられてしまいます。
青年が、女性を襲って強姦しようとしたのは、
自分のSEXが下手で、
彼女を満足させられなかったからだといいます。
そのことにショックを受けてた青年に対して、
「彼女には、あなたの思いや、熱が、伝わっていたはず」
と語り掛けるあよさん。
そして、3人全員に、
ゴールは体を重ねた先にあることを伝えます。
あよさんから電話を受けて、
大丈夫だとは思いながらも気になった英馬さんは、
彼女のもとに向かっていたのでした。
やっとの思いで、
あよさんから電話があった場所に行くと、
あよさんをまるで女神のように扱う男性3人の姿が。
もしかして、強姦されてしまったのではないか思う英馬さんに、
あよさんは、
「あなた以外の男に抱かれたら、私はきっと生きていません」
と、目線は遠くを見ながらも、はっきりと伝えると、
緊張と疲れのあまりその場で眠ってしまうのでした。
マスクをしてるあよさんの横顔が、
一瞬、昔の美しいあよさんに見えたような気がした英馬さん、
彼の中も少しずつ変わっていくのが感じられます。
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