愚者の皮:第7回 変貌 ネタバレ

 

《 決意と結果とスープ7回 》

 

尼寺でのことを通して、

自分が醜い姿でいることを

自分の意志で選択したことが、

あよさんの意識を変えていました。

 

 

探偵社から英馬さんの情報をきいたところ、

10日以上務めている工場を欠勤しているとのこと、

あよさんは、

英馬さんの勤める工場の寮に住み込みの給仕係として、潜入。

 

任されたのは、

病気で働けない期間工員たちの住む北棟です。

 

 

衛生は悪く、

栄養が考えられていない食事、劣悪な環境でした。

 

そんな中、熱でろくに食事もできず、

意識もほとんどない英馬さんをみつけるあよさん。

 

 

彼のうわごとを聞きながら、不衛生な体を拭いてあげます。

 

 

他の人から自分の体も拭いてほしいと声が上がると、

給仕係の女性たちから、

寮母に睨まれたくないから

勝手な事はしないでほしいと言われると、

あよさんは「ここで行われていることは虐待よ」と抗議。

 

 

彼女の得体のしれない迫力は、

過酷な人生と心の成長からくるものかもしれませんね。

 

給仕係の女性たちは、

病人から銀行のカードを盗んだりと

寮母がひどいことをしているのは知っていても、

その権力から逆らうことはできなかったでした。

 

 

あよさんは、ここの食事を作っている業者を丸ごと買収し、

栄養のある温かい食事を提供、

食事ができない英馬さんのために

昔作っていたコンソメスープを自ら作り、

口に運んであげます。

 

 

スープを飲みほして、

顔色がよくなった英馬さんを見て、

ほっとするあよさんでした。

 

しかし、翌朝、ベッドに英馬さんの姿はありませんでした。

 

そして、あよさんは急に顔に痛みを覚えます。

 

鏡を見るとその顔は、まさに昔のあよさんでした。

 

残月さまが途中で解毒を辞めたので、

不安定な状態が続くといっており、

その症状が出たようです。

 

あよさんは、

英馬さんにこの顔を見られることを恐れ、

給仕係を辞めるのでした。

 

 

あよさんに奇跡が起きましたね。

 

 

でも、今本当に治ってしまったら、

あよさんにとってそれもそれで複雑な感じがします。

 

しかし、心の変化が、

顔にもいい影響を与えているようでよかったです。

 

一方、英馬さんが目を覚ましたのは、寮母の部屋。

 

寮母は彼の顔を気に入り、

部屋を移して自分が看病したというのです。

 

 

自分を救ったのは、誰かがくれたコンソメスープで、

寮母にあの澄んだ味が出せるはずがないと

寮母の嘘を見破ったうえで、

今までの彼女の不正な寮費の使い込みや

盗みで得たお金などの裏帳簿を、

会社の重役に送信するようにプログラムを変更。

 

 

自分を本当に介抱してくれた人に、

お礼を言いたかったと思いながら、

会社を後にするのでした。

 

⇒まんが王国


⇒愚者の皮:第8回・春の疼き

⇒愚者の皮:第6回・心の毒


 

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