愚者の皮:第1回 破局

 

《 天国と地獄の1回 》

 

主人公のあよさんが、その美貌から、

「まるで女優さんみたい」

と周囲に言葉をかけられながらやってきたのは、

夫の英馬さんが務める会社の屋上でした。

 

屋上に咲いている花に、水をやりながら、

愛しい妻を迎えます。

 

 

あよさんは、英馬さんがゆきずりのホームレスに

コートをあげてしまったと聞いて、

彼のコートを会社に届けに来たのでした。

 

 

息を切らしながら英馬さんに会えたこと、

夫がホームレスにしてあげた優しさを知って、

妻として誇らしく思うのか、

彼女の笑顔がより輝いて見えます。

 

 

なかなか仕事で家に帰れない英馬さんとの二人きりの時間。

幸せそうな二人に、読んでいて顔がほころびます。

そんな中、あよさんは英馬さんを抱きしめながら、

彼のことを『兄や(えなや)』と呼びました。

 

 

英馬さんは、どうしてそんな風に自分のことを呼ぶのかと聞くと

あよさんの育った田舎では、

一家を支えていく男性のことを

尊敬をこめてそう呼ぶんだとのこと。

 

「優しいよね あよは 僕の自慢だよ」

 

との彼の言葉をかみしめながら、

あよさんはその場を後にします。

 

 

あよさんも英馬さんもお互いを

思いあっているのがとてもよく伝わって、

素敵なご夫婦ですね。

 

あよさんが向かった先はボランティア活動で

参加している老人ホーム。

 

問題を抱え、周りから敬遠されているおばあさんの泉田さんも、

あよさんの優しさに触れると笑みが止まらないの様子。

 

そんなあよさんの姿に脱帽するボランティア参加メンバーは、

帰り際、どうしてそんなに優しくできるのかという理由をきくと、

なんと!あよさんは妊娠7週目で、

母親の優しさについて考えていたからだったのです。

 

 

しかし、夫の英馬さんには、誕生日のプレゼントにと、

子供を授かっていることは、まだ内緒にしていたのでした。

 

ボランティア参加メンバーと別れて道を歩くあよさんは、

 

トラックと衝突。

 

病院に担ぎ込まれますが、命に別状はなく、

お腹の赤ちゃんも無事で一安心です。

 

しかし、自慢の顔には包帯がまかれ、

その顔は、以前とは違うものになってしまっていました。

顔に傷を負ってからというもの

英馬さんの態度が少しずつ

自分から離れてしまっていることに気付いたあよさん。

 

藁をすがるつもりで美容整形の

治療を受けることにしましたが、

結果は大失敗。

 

英馬さんからは

「近寄るなおぞましい」

という言葉をかけられ、

そのまま離婚することになってしまいます。

 

心にも体にも大きな傷をおったあよさん。

彼女にとって大きな人生の転機でした。

 

これから彼女にどんな人生が待ち受けているのでしょうか。

 

⇒まんが王国


⇒愚者の皮:第2回・愛の砦

⇒愚者の皮:登場人物紹介


 

コメントを残す

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

このページの先頭へ