愚者の皮・チガヤ編:第4話 偽りの献身

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《 暗い世界4回 》

 

病院に運ばれた千茅さん、

セキさんは院長に

彼女のケガの状況を聞きます。

 

 

頭部を貫通している柵が、

視神経を断っていおり、

現在施術中ですが、

大変危険な状態とのことでした。

 

 

セキさんは、

一億出すから元通りに

神経をつないでくれと頼みますが

院長は現在の医学では、

頸動脈を縫い合わせて、

失血死を防ぐのだけで

精一杯だと懸命に説明します。

 

 

すると、セキさんは千茅さんが、

亡くなることはないのだなと確認すると、

膝を折って土下座するように

院長さんに感謝をし、

彼女のために自分が生まれ変わりたいと

心底から思うのでした。

 

 

それから一か月後、

セキさんの献身的な介護は、

病院でも噂になるほど。

 

 

セキさんは、

人前に出るために顔の傷を化粧で隠し、

山の仕事は従業員に任せ、

視力を失った千茅さんの

通院や白杖を使う練習のために、

都会に住もうというのです。

 

 

しかし、

千茅さんは自分の目が見えないこと、

外の世界が見えないことで、

彼が自分という「おもちゃ」を

手に入れたのだと感じていました。

 

 

自分が、暗い世界に閉じ込められ、

もう好きだった遠くの世界を

見ることができないのだと思うと

気力すら失ってしまうような

気持ちになる彼女。

 

 

彼女の心に再び光がともる日が

来ることを祈るばかりです。

 

⇒まんが王国


⇒愚者の皮・チガヤ編:第5話 屈辱のゲーム

⇒愚者の皮・チガヤ編:第3話 永訣


 

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