ココロ・ボタン 第2巻6話 ネタバレ 無料試し読み

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【手作り弁当の6話】

古閑くんと二人で、

前から気になっていた

お店にランチ向かうも、

お店の金額がべらぼーに高く、

入るに入れずにいると古閑くんが

「外で食べよう」

と河川敷でパンを食べることに。

焼きたてのメロンパンをほおばり、

ちょっと意地悪なところもあるけど、

こういう時に感じられる優しさに、

彼のことがやっぱり好きだと

思う新奈ちゃんでした。

そして、彼は自分のことを

本当はどう思っているのか気になって、

古閑くんを見つめていると、

後ろから声をかけてきたのは

谷くんです。

この河川敷が、

自宅から自転車圏内だと

新奈ちゃんに親しげに話仕掛けるも、

古閑くんが隣にいるのに気づくと、

一緒にいた友達に手を振って

去っていきました。

谷くんが、去ってからの

古閑くんの様子を見て、

別に自分が親しげに

男の子と話をしていたって、

気にしてなんていないことに、

少し安心したような、

ちょっと微妙な心境になる

新奈ちゃんです。

古閑くんとの別れ際、

ピクニックみたいで楽しかったと

新奈ちゃんが言うと

「パンよりお弁当の方が雰囲気でたね」

との彼の言葉に、

「今度ちゃんと練習するから」と返事、

気合を入れる彼女でした。

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そして、新奈ちゃんの

お弁当練習の日々の始まりです。

しかし、超がつくほど料理が

苦手な新奈ちゃんは、

お母さんに教えてもらったり、

クラスメイトの友達や谷くんに、

試食を頼みますが、

なかなかうまくいきません。

古閑くんと二人で、

廊下を歩いていると、

谷くんが遠くから

手をふって近づいてきて、

今日のお弁当はおいしくできた?

楽しみにしてるよと声がかかります。

谷くんを押しのけて

「まだ、練習中の試作品だから、

食べさせられないの」

と古閑くんに伝える、新奈ちゃん。

「なら遠慮しておくよ」

と笑顔で言う彼の表情は、

笑顔なのに、どこか嫌そうな

寂しそうな気持を感じて、

新奈ちゃんは、

おいしいって言ってもらえなきゃ

うれしくないし、

食べたくないって思うようなお弁当を、

彼に無理やり食べてもらって、

無理した笑顔をもらうのは嫌だと、

「お弁当をつくることを辞める」

と彼に申し訳なさそうに伝えます。

すると、古閑くんは試作品を

食べたいと卵焼きをパクリ。

これでもだいぶ良くなったという彼女に、

谷はこれを食べたんだと言いながら、

なぜか笑いが止まらない古閑くん。

お弁当は、

やっぱり作ってきてほしいと

新奈ちゃんに伝えると

「自分でも気づかなかったけど、

オレ結構独占欲強いかもよ?」

と言って、立ち去る彼、

本当は谷くんが先に

お弁当を食べたていたことに

ちょっとやきもち

だったのかもしれませんね。

新奈ちゃんが

古閑くんの言葉をきいて

真っ赤になっているところで、

ラストです。
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