ココロ・ボタン 第8巻37話 ネタバレ 無料試し読み

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【お見合いの37話】

学校が始まると、

夏休み中は勉強が忙しくて

なかなか会えなかった

古閑くんに毎日会えると、

元気いっぱいの

新奈ちゃん。

そんな新奈ちゃんへ

古閑くんが、

「お見合いすることになった」

と言います。

相手は、

花火大会の時に会った、

環さんとのこと。

心配を抱えながら、

バイトを終えて歩いていると、

これまたバイト休憩中の

速水さんと道でばったり。

そして、

速水さんの後ろから現れたのは、

速水さんと同じバイト先で

働いていた、環さんでした。

環さんは、

速水さんが作家さんと聞き、

読んだ本にサインをもらおうと、

彼の後を追いかけていたのです。

いきなりの古閑くんの

お見合い相手登場に、

後退りする新奈ちゃん。

環さんが、

自分に向かって丁寧に

一礼する姿を見ると、

なんとなく居づらさを感じ、

その場を後にします。

速水さんは、

新奈ちゃんの腑に落ちない

行動を疑問に感じていると、

環さんから

「古閑くんとお見合いをする」

ことをきき、

驚きが隠せません。

古閑くんが

家に本を借りにきたので、

速水さんは、

新奈ちゃんの様子が

おかしかったことを、

伝えます。

戻ってきたのは、

「心配しなくても、

ほかの子のことなんて

考えてない」

という返事と、

「なぜ、そんなに

彼女のことを

気にするのか」

という問いでした。

古閑くんは、

断ると言っていたけど、

環さんはどうなのか、

バイト姿の彼女を隠れて、

観察する新奈ちゃん。

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しかし、

環さんに気付かれ、

バッチリ目が合ってしまいます。

二人で話すことになり、

この状況に緊張する

新奈ちゃんでしたが、

環さんの口から出た言葉は、

「お見合いは断りましたから」

というもの。

驚く新奈ちゃんに、

環さんは茶道の家元ではなく、

演劇の舞台に立ちたい

という夢を語ります。

バイトをしているのも、

自立するための

資金を集めるためでした。

そんな環さんの話を聞き、

「応援する」

と彼女の背中を押す新奈ちゃん。

改めて、

二人は自己紹介し、友人に。

新奈ちゃんは、

環さんが思いのほかいい子で、

よかったと安心するのでした。

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